トヨタセリカのディフォルメモデルをつくる①
3Dモデルの展開
3Dモデルをペパクラデザイナー4で開いて展開図を作成していきます。
内装付のクルマのような、割と部品が多いモデルは、3Dモデルを複数回に分けて部分的に展開していきます。ペパクラデザイナー4で、ペーパークラフトに展開出来ると言っても自動で展開してくれる訳では無く、何も指示をしなければ上図のようにバラバラの展開図が表示されます。これを、ペーパークラフトに組み立てられるように、部品として分割するラインを指定していきます。特にクルマのボディーの場合は、分割するラインをなるべく目立たないところに設定しなければいけませんので、気を遣います。そして、部品の配列、回転、のりしろの付き方や大きさなどを決めていきます。
展開の作業をしていると、展開に無理がある部分や、3Dモデルのエラーを発見することが時々あります。その場合は、3Dモデルを修正して、また最初のバラバラの展開図からのやり直しになりますので、すごく時間が掛かります。ペパクラデザイナー4には、そういう時のために「3Dモデルの再読み込み」というものがありますが、それをするとなぜか関係ない部分に切れ込みが入ったりしておかしくなりますので、自分は使っていません。
そうして格闘の末、まだ完全ではありませんが、ボディーとタイヤ関連を3ページにまとめました。
見切り発車的に組み立て開始!
ペパクラデザイナー4で作成したモノを、グラフィックソフトで修正、着色後印刷して、いよいよ組み立ての作業となりました。ボディーカラーは、いろいろ迷いましたが、初代セリカは、白が良く似合いますので、白いままにしてみました。印刷してみると、全長が短く縮小されていますので、思っていたよりも小さい感じです。
組み立てている途中、細い部分がブチッと2ケ所も切れてしまいましたが、なんとかごまかしてみました。
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